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第6回 レストポーズに適用しよう(Blenderバージョン2.82以前を使う方のみ)

※注意
Blender2.83-12以降を使用されている方は適用する必要はありません。

2.82以前のバージョンで発生するバグに対応するための処置です。

レストポーズに適用すると顔の表情を変えられなくなります。
変えられなくても問題ないという方だけレストポーズに適用をして下さい。

今回はアドオン不要なシェイプキー削除レストポーズ適用を使います。

このアドオンはバグに対応するためのアドオンでしたが、Blender-2.83.12以降ではバグが修正されたので適用する必要はないです。

バージョン2.82以前では、キャラクターの身長を変えるとIK(インバースキネマティクス)操作が上手く働かなくなる問題があります。
移動ツールで腕を動かした場合位置が少しずれます。

デフォルトの身長(150cm)から離れれば離れるほどIKの誤動作が大きくなります。

回転ツールは正常に動くので、キャラクターのポーズを決める時は回転ツールで微調整をします。

腕や足を移動した際、ずれるのが嫌な方はレストポーズに適用させましょう。
移動ツールでのずれがなくなります。

ただしデメリットもあります。

レストポーズに適用すると目と口の動きを操作できなくなります。

それでもいいという方は適用して下さい。

まずアドオン『不要なシェイプキー削除』から『全部削除』を選択します。

続いて、アドオン『レストポーズに適用』から適用ボタンを押します。

これで、移動ツールを使った際のずれがなく無くなりました。

顔の前にある、mouth(口)ボーンとeye(目)ボーンの操作が適用されなくなります。

ファイルは必ず別名で保存して下さい。

レストポーズに適用すると移動ツールを使った際のずれはなくなるけれど、
表情の操作が出来なくなります。

用途に合わせて、適用するかしないかを決めて下さい。

以上でレストポーズに適用の説明を終わります。

次回
– ビルドメーカーの使い方 –
第1回 ビルドセットの使い方

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